夜泣きに効く市販薬
毎晩赤ちゃんの夜啼きに付き合っているお母さんに取って、「夜鳴きをしなくなる薬があるといいのに」と思ってしまうのはもちろんの事になりますね。
それでは、夜泣きに効果のある薬って本当にあるのでしょうか。
まず、夜啼きがピタリと止まるような効果アリ薬は存在しないのです。けれど、がっかりしないでみてくださいね。
薬と言っても、あかちゃんの疳の虫を抑える、つまり赤ん坊の気持ち(日記を付けることで整理しやすくなるはずです)をリラックスさせる作用のある薬や漢方薬であれば、いろんな種類が出ているはずです。
例えば、夜鳴きの薬には、よく知られている樋屋奇応丸や宇津救命丸があるんです。樋屋奇応丸は作用が穏やかな成分で作られているので、生後2〜3週間から飲ませても大丈夫なんだそうです。
漢方薬では、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、抑肝散(よくかんさん)、甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)、抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)等があげられるでしょう。
この中で、お子さんにも飲み易くよく知られているのが甘麦大棗湯なんです。
赤ン坊の夜鳴きが続いてしまった場合、なんとかぐっすり眠って欲しくて、つい薬などに頼ってしまいたくなる気持ち(日記を付けることで整理しやすくなるはずです)も判ります。
けれど、一番重要なのは、母親がイライラしないでリラックスをする事です。
そのためにも、まずは母親がリラックス出来るような方法を考えて下さい。
笑顔で赤ん坊の夜鳴きの相手をしてあげる事が、実は一番の薬なのかもしれませんね。