新生児を寝かしつけるには?

新生児を寝かしつけるには?

新生児(嬰児・えいじ、みどりごは生まれてすぐの赤ちゃんのことです)の赤ちゃん(昔から、「子供は三歳までのかわいさで一生分の親孝行をする」なんていわれます。赤ちゃんのうちから、なるべくたくさんの写真や映像を残しておきたいものですね)は、1日の大部分が睡眠(個人差はありますが、七時間以上八時間未満の睡眠が最も長生きするという研究結果もあります)で終わります。

 

寝て起きておっぱいやミルク(日本の乳児用の粉ミルクは、牛乳をより母乳に近づけるような加工をした上で、ビタミンやカルシウム、母乳オリゴ糖、タウリンなどの赤ちゃんに必要な栄養素を加えています)を飲んで寝ると言う生活が、1カ月ほど続くのです。

 

新生児(誕生してから二十八日未満の乳児のことをいいます)の赤ン坊は、腹部がすいた時、オムツ(最近では、成長に合わせて動きを邪魔しないような紙オムツが色々と開発・販売されています)が濡れたときに泣きます。

 

なので、その欲求を満たしてあげる事により、ほとんどの場合、また眠りにつきます。

 

腹部もいっぱいで、おむつも変えて眠いはずなのに、寝ない時には、抱っこしてあげて下さい。

 

母親に抱っこしてもらうだけで、赤ん坊は安心して眠っていきます。

 

横抱っこをして、足の間から手をいれて、臀部をトントンと叩いてあげると有効だと思います。

 

しかし、せっかく抱っこで寝かせたのに、布団に降ろしたら泣いてしまうなんて場合があります。

 

抱っこで丸い姿勢になって、気持よく寝ていたのに、急におふとんに降ろされることで背中が伸びてしまい、びっくりして起きてしまうんですね。

 

そんな時に有効な赤ちゃん(赤子や赤ん坊なんて呼び方もしますね。生まれたねかりの子供のことをいいます)の寝かしつけ方法に、「おひなまき」と言うものが存在します。

 

バスタオルやおくるみを使って、お雛様のように赤ちゃんの体を丸くくるんであげます。

 

産婦人科(プライバシーに配慮して、名前ではなく番号で呼び出す病院もあります。その病院によって全く対応が畭なりますから、嫌な思いをしたらすぐに転院しましょう)でも取りいれているところがあるのを見たことがないでしょうか?

 

ややきつめのおひなまきをした状態で、抱っこして揺らしてあげると、母親の腹部の中にいたときっぽい安心感につつまれて、リラックス(不安や緊張などのネガティブな感情が一切ない状態のことですね)して眠っていきます。

 

おひなまきの状態でお布団におろしてあげると、丸い姿勢もキープ可能な上、ママのお腹にいたときの安心感も持ったままですから、目覚めることなく眠ってくれるでしょう。

 

他にも、「添い乳」で寝かせる方法も効果的です。

 

添い乳は布団の上に寝た状態でおっぱいをあげるので、赤ン坊を移動させる緊張感もなく、気軽に寝かしつけることができます。